【服福人々】服・ファッションが好きな人におすすめの漫画

こんばんは。らんまです。

最近、心惹かれる素敵な漫画に出会いました。「服福人々」と言う漫画です。

システムエンジニアとして働くサラリーマン”佐久間 優(さくま ゆう)”が、元デザイナーで現在は塗装工として働いている”廻谷 静(めぐりや せい)”と一緒にお買い物に出かける物語。

服が好きな人にはもちろん、ファッションのことをもう少し詳しく知りたいと言う方にもおすすめの漫画です。

※軽めのネタバレも含む記事です。絶対ネタバレ見たくないよ!と言う方はぜひ先に作品をお読みください。

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服福人々 は 服・ファッションが好きな人におすすめの漫画

服福人々はオシャレな雰囲気の漫画で、読んでいると自然と穏やかな気分になります。
ファッションのハウツー本としての役割もありますが、「服って楽しい」と言う当たり前のことに改めて気づかせてくれる、そんな素敵な漫画です。

洋服が好きな人というのは、「コーディネートやオシャレが好き」という人と「服そのものが好き」という人、あるいは「その両方」に分けられると思うのですが、服福人々はそのどちらの方も楽しめるような漫画だと思います。

主人公のおじさん2人

佐久間 優(さくま ゆう)

服が好きなサラリーマンで、普段はシステムエンジニアとして働いています。

迴谷さんの服に対する姿勢や考え方に魅了され、迴谷さんと一緒に服を買いに出かけるようになります。
柔らかい雰囲気を持っていて、メンズの洋服だけでなく、レディースっぽいデザインの洋服がよく似合う人だなあという印象です。(#4 レディース参照)

迴谷さんからは”サク”と呼ばれています。

迴谷 静(めぐりや せい)

ファッションブランド「MEGRI」の元デザイナーで、現在は塗装工として働いています。

迴谷さんの口元が好きという読者は結構いるのでは、と個人的には思っています。
あの口元には、迴谷さんの優しさと人当たりの良さが表現されてますよね。
迴谷さんは本当に優しい人なんです。
サクが迴谷さんを慕って、服についてアドバイスを求めるのですが、迴谷さんはとにかくまず褒めてくれます。さらに「こうしたらこんな良さもあるよ」という新たな価値観を教えてくれるので、読者としても本当に勉強になります。

また、作中では迴谷さんの一つ一つの言葉から「服が好き」という感情が溢れており、服好きの人にとって共感できる部分が多いかと思います。

読むととにかく買い物に行きたくなる

回数ごとに明確なテーマ(「レディース」、「古着」など)が決まっており、そのテーマに沿ってコーディネートの仕方や詳細な着方などがユル〜く解説されています。

迴谷さんが詳細にアイテムの説明などをしてくれるので、
「あ、こんなワイドパンツ欲しいな」
「シャツをタックインして着てみたいな」
と楽しみながら読み進めることができると思います。

実際に本の中に何気なく登場する人物もかなりオシャレな格好をしていたりするので、雑誌を読む感覚で楽しむこともでき、買い物欲がめちゃくちゃ刺激されます。
今月すでに服たくさん買っちゃった!というときに服福人々を読むのは少し危険かもしれません。(笑)

服の本当の楽しさに改めて気づく

SNSが広く世の中に浸透している今の世の中、服を本当の意味で楽しめている人がどのくらいいるのでしょうか。

どうしてもファッションには「人からの目線を意識してしまう」という側面がありがちで、純粋に服を楽しめている人はなかなかいないと感じます。
(もちろん、その楽しみ方も人それぞれですが。)

服福人々を読んで、改めて「自分がいいなと思った服を自由に楽しみたい」と感じました。変なルールや固定観念に惑わされずに。
そして、その楽しみを誰かと共有できることが幸せだということにも気づくことができました。

1巻を読み終わったばかりですが、2巻以降も非常に楽しみです。

(2021/2/6更新)
2巻も少し前に発売されましたね!
高円寺に住んでいた時代によく行っていた古着屋さんが描かれていて、少しテンションが上り。
店員さんとかお店の雰囲気もかなり似せて描かれていたので、読んでいてかなり面白かったです。

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