こんばんは。らんまです。
戦時中から羊の飼育が奨励され、戦後からはニットの一大産地として発展していった山形県の寒河江市。
その寒河江市に、有限会社奥山メリヤスがスタートしたニットブランド、「BATONER(バトナー)」があります。
今多くの服好きから高い評価を得ているニットブランド「バトナー」がなぜ人気が高いのか、その理由について解説していきます。
BATONER(バトナー)というブランドについて

バトナー(BATONER)は日本のニットウェアブランド。山形県・寒河江市にある、1951年創立の有限会社 奥山メリヤス ファクトリーがスタート。3代目・奥山幸平が、有限会社 奥山メリヤスでのニット作りの経験とアパレル会社で携わった企画職の経験を活かして、2013年ファクトリーブランドとして「バトナー(BATONER)」を立ち上げた。OEM事業部様々なブランドの商品を製造、卸を行っている。
バトナーというブランド名には、「奥山メリヤスの歴史ある技術と伝統を次世代に引き継いでバトンを渡す」という意味が込められています。
奥山メリヤスはマルジェラやグッチなどの著名ブランドのニットも作っていたという実績もあり、その技術力が多方面から高い評価を受けていることがわかります。
バトナーの人気の理由
バトナーは、企画から生産まで自社工場で一貫して行うファクトリーブランドと言う一面も持っています。
奥山メリヤスの高い技術力によって生産された製品は、非常に高い品質ながらも約2~3万円という比較的手の出しやすい価格で購入できます。
日本国内のブランドで同じ品質のニットを購入しようとすると4~5万円ほどはするでしょう。
インポートブランドだと10万円近くしそうですね。
バトナーの製品は、自社で企画から生産まで行っているため余計なコストがかからず、この品質と価格が実現されています。
ここがバトナーの人気の一番の大きな理由でしょう。
流行にとらわれないデザイン
バトナーの製品はどれもシンプルで癖がなく、流行にとらわれないニットアイテムが多いです。
シンプルなデザイン故に多くの人から愛され、そしてトレンドに左右されずに長く着ることのできるニットです。
また、ニット定番のセーターやカーディガンだけでなく、コットンを使用したTシャツなど季節的にも幅広いアイテムを展開されています。
バトナーの代表的アイテム
ここからは、バトナーを代表するアイテムを紹介していきます。
バトナーというブランドのアイコニックな製品で、毎シーズン高い人気を得ているアイテムを中心に紹介していきます。
シグネチャークルーネック
バトナーといえば、多くの方がシグネチャーニットを思い浮かべるでしょう。
その中でも、このクルーネックタイプのセーターが一番人気かと思います。
畦編み(別名:リブ編み)と呼ばれる、畝のような縦の編み目が特徴的な編み方で生産されているニットです。
厚めの生地感にはなるのですが、非常に伸縮性に富んでおり、着ていてストレスをあまり感じません。
デザインも非常にシンプルなため、バトナーのアイテムを初めて購入するときにおすすめのアイテムと言えます。
クルーネックタイプだけでなく、畦編みのドライバーズニットやストールなども展開されているので、チェックしてみてください。
ノルディックセーター
もう一つの代表的アイテムとしてあげたいのは、モヘアノルディックセーター。
その名の通り、モヘアやアルパカの毛などを使用したふわふわな毛並みと、ノルディック柄が特徴的なアイテム。
モヘアとノルディック柄という可愛らしい見た目から、個人的には特に女性におすすめしたいアイテムです。
女性へのクリスマスプレゼントとしても非常におすすめ。
一つ欠点としては、体や顔にモヘアの毛がくっついたり、毛が舞ったりしてしまうこと。
モヘアを使用している限り仕方ないことではあるのですが、毛の処理などが苦手な方はストレスを感じることもあるかもしれません。。
写真のようなホワイトのような暖かみのあるカラーだけでなく、ブラックなどの引き締まったカラーも展開されたりするので、毎シーズンどんなカラーが展開されているかといったチェックが必要になります。
BATONER(バトナー)というブランド まとめ

高いクオリティのニット製品を展開するブランド「BATONER(バトナー)」についてご紹介しました。
ニット作りの豊富な経験を持つ奥山メリヤスが手掛けるブランドということで、その高い技術力から生み出されるアイテムは今後も注目され続けるでしょう。
ちょっとバトナー気になるな…という方は、まずはシグネチャーニットを着てみるのがおすすめです。
バトナーというブランドの良さが一番感じられるアイテムです。
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